【行政書士の選び方】ビザ申請代行はどうやって選ぶ?|千葉県行政書士

2023年6月2日

比較

行政書士に依頼しようと思っても、どの行政書士に相談すればいいのか迷いますよね。そこで、行政書士の私が、在留資格に関する手続きを依頼される際のポイントをご紹介いたします!

在留資格代行を依頼する際の注意点

申請取次行政書士である

在留資格手続きは、原則本人の出頭が必要です。しかし、申請取次の届出済み行政書士であれば、本人に代わり手続きを行うことが可能ですので、本人が出頭する必要がなくなります。

届出済み行政書士“以外”の行政書士だと、手続き書類の作成などはしてもらえても、結局は本人が手続きに行かないといけませんので、事前にチェックしておくべきポイントとなります!

※申請取次制度に関する記事はこちら

料金が明確に表示または見積もりをしてくれる

やはり、気になるのが料金です。いくつかのホームページで料金比較をしてみても、明確な料金を提示しているケースは少ないかと思います。

A事務所では『150,000円〜』、B事務所では『トータル120,000円(税込)』、C事務所では『代行報酬70,000円』など表現がさまざまでホームページ上での料金比較は大変難しいです。

このような表現になる理由として、事案によって料金の変動があるため、『◯◯円〜』などのような表現となってしまう場合と、一見安く見せて集客している場合があります。やはり、正確な料金を知るためには一度お見積りをしていただくことが大切だと思います。

見積もりの際に重要なのが、税込なのか・法定手数料などの実費がいくらになるのかについても聞いておくことです。在留資格に関する手続きでは、料金が10万円以上になる場合もあるので、税金の有無で大きく金額が変わってきます。

ちなみに、日本行政書士連合会が公表している報酬額によると、平均報酬額は112,372円(在留資格認定証明書)となっております。

経験が豊富

依頼する行政書士の経験値も高い方が安心ですよね。たまに、『行政書士登録をした年数を調べると判断できる』という記事を目にします。

確かに、登録年数の長い行政書士ならば、ある程度は経験や実績があるように感じますし、登録年数が短ければ、経験が浅いように感じます。

しかし、登録年数が長くても、ビザの手続きに関してはまだまだ始めたばかりの可能性もありますし、登録年数が短くても、登録前から他の行政書士事務所などでビザに関する手続きの業務経験を積んでいる可能性もあります。

つまり、登録年数の長短で判断するのは早計ですので、実際に行政書士とのやり取りの中で判断していくしかないのかと思います。

対応力があり、柔軟に対応

対応した際の印象や、柔軟に対応してくれるかがポイントです。

「迅速丁寧に対応してくれる。」「親身になって相談に乗ってくれる。」「アフターケアまでしっかりと行なってくれる。」など、お客さまを第一に考えて行動してくれる行政書士であれば、手続き後の更新や変更の際も安心して任せられます。

また、あまり遠くない距離に事務所がある方がいざ相談したい時には安心かもしれません。

いかがでしたでしょうか。在留ビザ関連のお客様は外国人の方がほとんどですので、日本人のお客様との接し方とはまた違った配慮が必要になります。例えば、わかりやすい日本語で説明したり、細かな料金説明ではなく、トータルでの支払額を説明した方が良かったりします。私も日々精進して、お客様に選ばれる行政書士を目指したいと思います。お読みいただきありがとうございました。

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Posted by 884